まず確認すること
- 高い棚、回し車、ステップ、ハンモックなどから落ちる危険がないかを確認し、できるだけ低く安定した場所で休ませます。
- けいれんや震えが始まった時刻、続いた時間、呼びかけや音への反応、左右どちらかに傾く様子があるかを見ます。
- 室温、直射日光、暖房や冷房の当たり方を確認します。暑すぎる、寒すぎる環境なら、急変を悪化させない範囲で適温へ近づけます。
- ぐったりしている、呼吸が苦しそう、意識が戻らない場合は、読み進めるより受診先への連絡を優先します。
観察ポイント
けいれん、強い震え、意識がぼんやりする状態は、家庭で原因を決めつけて様子を見るサインではありません。温度変化、脱水、強いストレス、外傷、代謝異常、感染など複数の要因が重なることがあり、見た目だけで切り分けるのは困難です。
発作のように見える動きが止まっても、反応が鈍い、姿勢が戻らない、食べない、呼吸が乱れる場合は緊急度を下げません。可能であれば短い動画を残すと、受診時に動きの説明がしやすくなります。ただし撮影より、落下防止と受診連絡を優先してください。
初動
- 発作中は無理に持ち上げたり押さえたりせず、周囲の危険物をどけて転落を防ぎます。
- 高所にいて危険な場合だけ、体を支えて低い場所へ最小限に移します。抱き上げて揺する、口へ水や食べ物を入れる、体を強くこする行動は避けます。
- 保温や移動は発作が落ち着いてから、キャリーの外側に保温具を置くなど間接的に行います。直接包み込んだり、高温のヒーターや氷水を当てたりする急な温度変化は避けます。
- 受診先へ電話し、デグーであること、けいれんや震えの開始時刻、意識や呼吸の状態、室温、食欲や便の変化を伝えます。
受診の目安
けいれん、強い震え、意識が変、横たわって動けない状態は緊急です。いったん落ち着いて見えても、同じ日に受診先へ相談してください。
特に、意識が戻らない、呼吸が苦しそう、体が熱いまたは冷たい、下痢や脱水っぽさがある、落下や外傷の可能性がある、短時間に繰り返す場合は、ただちに病院へ連絡します。このページは医療診断ではないため、家庭で治療法を選ぶためではなく、事故を防ぎながら受診へつなげるために使ってください。