まず確認すること
- 便がいつから減ったか、まったく出ていないのか、小さくなっただけか。
- 牧草を食べているか。ペレットやおやつだけ選んで食べていないか。
- お腹を触ると張っていないか。痛がる仕草がないか。
- 食欲、水分摂取、活動量に変化がないか。
- 完全に便が出ない、ぐったりする場合は受診を優先します。
観察ポイント
便の量や大きさの変化は、食事内容、水分摂取量、運動量、ストレス、消化器の問題を反映します。
牧草の摂取量が減ると、繊維不足で便が小さく少なくなります。ペレットやおやつに偏った食事、水分不足、運動不足も便通に影響します。これらは食事と環境の見直しで改善できることがあります。
一方、腸の動きが止まる(腸閉塞や消化管うっ滞)は深刻な状態です。便がまったく出ない、食欲が完全になくなる、お腹が張る、痛がる、ぐったりするなどの症状が重なります。小動物の消化管うっ滞は急速に悪化することがあり、早期の受診が重要です。
歯のトラブル(不正咬合)が原因で食べられなくなり、結果として便が減るケースもあります。
初動
- 牧草を切らさず、食べやすい状態にします。フィーダーの高さや床置きを試します。
- 水が飲めているか確認します。給水ボトルの詰まりも確認します。
- ケージ内で動ける空間を確保し、活動を促します。
- おやつや甘い物で誘うより、牧草と水を優先します。
- お腹の張り、痛がる仕草、完全な食欲消失がある場合は受診を検討します。
受診の目安
便がまったく出ない状態が半日以上続く、食欲が完全になくなる、お腹が張って苦しそう、ぐったりする場合は当日中の受診を前提にしてください。便秘に食欲低下や元気のなさが重なった場合も早めに受診します。