まず確認すること

  • お腹がいつから張って見えるか、急に膨らんだのか、少しずつ変わったのかを確認します。
  • 便の量、大きさ、最後に見た時刻を記録します。まったく出ていない場合は緊急度を上げます。
  • 牧草、ペレット、水をどれくらい口にしたか、前日からの変化を短くメモします。
  • 体を丸める、触られるのを嫌がる、歯ぎしりのような様子、動かない状態がないかを見ます。
  • ぐったりしている、食べない、便が出ない、呼吸も苦しそうな時は、この記事を読み進めるより病院への電話を優先します。

観察ポイント

お腹の張りは外から見える症状であり、胃が膨らんでいることを意味するとは限りません。胃や腸のガス・内容物の貯留、消化管運動低下、機械的な閉塞などで起こり得ます。胃拡張、便秘、消化管運動低下、腸閉塞は同じ病態ではありませんが、見た目や症状が重なり、家庭では区別できません。診察や画像検査などが必要になるため、食べた量、便の有無、元気、姿勢の変化をまとめて受診先へ伝えることが重要です。

急に膨らんだ、張りが強くなっている、呼吸にも影響している場合は、胃拡張が疑われる時の緊急サインも確認し、記事を読み続けるより受診先への連絡を優先します。

デグーの消化器トラブルは、食欲低下や便の変化と一緒に進むことがあります。特に、便が出ない、腹部が張って苦しそう、動きが鈍い、触られるのを嫌がる状態は、短時間で悪化する可能性を前提に見ます。

このページは診断や治療方法を示すものではありません。お腹を押す・揉む、運動させて腸を動かそうとする、自己判断で薬や補助食を与える、無理に飲ませるといった対応は避け、早めに動物病院へ相談してください。

初動

  • ケージ周りを静かにし、追いかけたり何度も持ち上げたりせず、落ち着ける環境を保ちます。
  • 暑くも寒くもない安定した室温を保ちます。体が冷たく感じても、カイロや湯たんぽを直接当てず、受診先の指示を受けます。
  • 普段食べている牧草と水は確認できる位置に置きますが、食べない時に無理に口へ入れません。
  • 便、食事量、飲水、体重が分かる場合は、時刻つきでメモします。
  • 病院へ電話し、デグーであること、お腹の張り、便と食欲の状態、いつからの変化かを伝えます。

受診の目安

お腹が張って苦しそうな時は緊急度を高く見ます。便が出ない、食べない、ぐったりしている、痛がるように丸まる、呼吸が乱れる場合は、当日中ではなく「今から相談する」前提で受診先へ連絡してください。

軽く見える張りでも、食欲低下や便の減少が重なる場合は早めの相談対象です。夜間や休日で迷う時も、食事と便の記録を手元に置き、受け入れ可能な病院へ電話して指示を受けます。