まず確認すること

  • 体重計、容器、測る時間帯をそろえ、同じ条件でもう一度量ります。食後、排尿前後、砂浴び直後、多頭飼育で個体を取り違えた場合は数値がぶれます。
  • 直近 1 週間の食欲、牧草やペレットの減り方、便の量と形、飲水量、尿汚れを見直します。
  • フードやおやつ、牧草の種類、給餌量、同居相手との力関係、運動量が変わっていないか確認します。
  • 急な体重増加では、脂肪だけでなく、腹部の張り、むくみ、しこり、妊娠の可能性も分けて考えます。

観察ポイント

体重の変化は、それだけで病名を決められるものではありません。測定条件の違い、食事量の変化、歯や消化器の不調、糖代謝の問題、活動量の低下、妊娠、体液のたまり方など、複数の理由で同じように見えることがあります。

急な体重減少では、食べる量が落ちていないかを最初に見ます。牧草を残す、ペレットだけ選ぶ、口に入れても食べ進まない、便が小さいまたは少ない、飲水量が変わる場合は、単なる好き嫌いとして長く様子見しない方が安全です。

急な体重増加では、食事の増えすぎや高カロリーなおやつだけでなく、お腹が張る、体の一部が腫れる、歩き方が重い、呼吸が苦しそう、尿量が変わるといった変化を合わせて見ます。メスで未避妊、または雌雄の同居歴がある場合は妊娠の可能性も受診相談時に伝えます。

初動

  • 同じ体重計、同じ容器、同じ時間帯で再測定し、数値と測定条件を記録します。
  • 食べた量、便、飲水量、尿、活動量を半日から 1 日単位でメモします。多頭飼育では可能な範囲で個体ごとに食事と便を分けて確認します。
  • 甘いおやつや高カロリーな補助食を増やして調整せず、普段の牧草中心の食事に戻します。急なフード変更をした直後なら、変更内容と開始日を記録します。
  • 体重増加に腹部の張り、むくみ、しこり、妊娠の可能性がある場合は、触って押したり自己判断で食事制限したりせず、受診相談の準備を優先します。

受診の目安

体重が短期間で明らかに減る、または増える場合は早めに相談します。特に、食欲低下、便が少ない、飲水量や尿量の変化、元気低下、白内障、腹部の張り、腫れ、呼吸の違和感が重なる時は、数値だけを見て自宅調整を続けないでください。

完全に食べない、便がほとんど出ない、ぐったりしている、呼吸が苦しそう、お腹が急に膨らんでいる場合は緊急度を上げます。このページは診断ではないため、記録を持ってエキゾチックアニマルを診られる動物病院に相談してください。

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